グループ会社(株)AOI Pro.出資・制作、川村元気監督長編デビュー作「百花」で快挙! サン・セバスティアン国際映画祭で日本人初「最優秀監督賞」受賞

AOI Pro.出資・制作、TREE Digital StudioがCG制作と編集に携わった映画「百花」(9月9日公開)で長編デビューした川村元気監督が、「第70回サン・セバスティアン国際映画祭」にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞しました。


9月16日から9日間開催された本映画祭は、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアと並び、1953年から続くスペイン最大の映画祭です。由緒ある同賞を初監督で受賞するのは異例で、日本人初の受賞という快挙を達成しました。

 

菅田将暉さん×原田美枝子さんダブル主演の「百花」は、本映画祭のオフィシャル・コンペティション部門に出品され、現地時間9月20日に公式上映が実施されました。
川村監督、原田さんが現地へ駆けつけ、フォトコールと公式記者会見に参加。公式上映直前のレッドカーペットアライバルでは、「百花」のイメージカラーである黄色の着物に身を包んだ原田さんと川村監督が登場。そして公式上映は、映画祭最大級のキャパシティ1800席を多くの観客が埋める大盛況の中で実施され、上映後は観客が立ち上がり会場は拍手喝采に。

劇場ロビーから退場する原田さんと川村監督に惜しみない拍手と歓声が送られました。

サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した「百花」川村元気監督(写真右)
フォトコールにて 川村元気監督、原田美枝子
レッドカーペット
大勢の観客が見送る上映後の劇場ロビー

本作の原作は、川村さんの4作目の小説「百花」。映画プロデューサー・脚本家・小説家として「告白」「悪人」「世界から猫が消えたなら」「君の名は。」など多数の映画を製作してきた川村さんが、自身の体験から生まれた小説の脚本・監督を手がけた長編監督デビュー作となります。

 

記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは菅田将暉さん。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・百合子を原田美枝子さんが演じ、ダブル主演の2人が、親子の愛を紡ぎ出します。


共演には、泉と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉(菅田)の妻・香織を長澤まさみさん、百合子(原田)の「秘密」を知り「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を永瀬正敏さんが演じます。北村有起哉さん、岡山天音さん、河合優実さん、長塚圭史さん、板谷由夏さん、神野三鈴さんも加わり、実力派豪華俳優陣が愛と記憶の物語を描き彩ります。


映画「百花」は9月9日より全国の劇場で上映中です。

©2022「百花」製作委員会

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