©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
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©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

2020年10月30日

 

役所広司さん主演、西川美和監督の最新作「すばらしき世界」(2021年2月11日公開、AOI Pro.出資・制作)が、「第56回シカゴ国際映画祭」で観客賞を受賞したことが10月28日(現地時間)に発表されました。

 

主演・役所広司さんのインターナショナルコンペティション部門「ベストパフォーマンス賞」(最優秀演技賞)受賞に続く、今回の「観客賞」受賞となり、2冠達成の快挙を成し遂げました。

 

10/14~25まで開催された本映画祭は1964年に創設され、国際コンペティション(審査)部門を持つ北米で最も古い歴史を持つ映画祭のひとつです。

 

役所さんと西川監督が初タッグを組んだ本作の原案は、直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」。
これまでオリジナル脚本にこだわり続けた西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑みました。
共演に仲野太賀さん、長澤まさみさん、橋爪功さん、梶芽衣子さん、六角精児さん、北村有起哉さん、安田成美さんら豪華キャスト陣が集結。


今後もローマ国際映画祭、ハワイ国際映画祭、ジュネーブ国際映画祭など国際映画祭への出品が続々と決定しており、日本での公開は2021年2月11日です。北米で2冠の称賛を受けた本作にご期待ください。

 

●観客賞発表時の映画祭のコメント(日本語訳)
是枝裕和と師弟関係にある西川美和の「すばらしき世界」が、観客賞を受賞した。彼女の思いやり深くも鋭いストーリーは、ある元犯罪者が再び社会でやり直そうとする困難を描いている。幼年時代から児童養護施設、少年院、刑務所を出たり入ったりした後、元ヤクザの三上が13年間の刑務所生活から解放された先に、何が彼を待ち構えているのか?予期せぬところで友人や仲間に支えられながら、三上は新たな仕事と自分らしさの両方を手にするべく奮闘しながら社会生活に適応しなければならないのだ。

●西川美和監督 受賞コメント

とても驚いています。初めて海外の映画祭で賞をいただきました。しかも観客賞。嬉しいですねえ。
11年前にシカゴ映画祭でもらったマグカップを卓上で使い続けてきたご利益がありました。
今年はシカゴ市内の劇場での上映はなく、代わりに全米に住む人が自宅でオンライン鑑賞することができたと聞いています。
コロナや貧困や分断や自然災害など、さまざまに混乱するアメリカに住む人々が、社会の片隅で生きる人間の小さな「やり直し」の物語に、何かを感じて票を入れてくれたのだと思うと、感慨深いものがあります。全ての俳優とスタッフとたくさんの取材協力者に、心からの感謝をしています。

詳細はリリースをご確認ください。
AOI Pro.のリリースを見る

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