AOI TYO Holdings、日活、デジタル・フロンティアが合弁会社「バーチャル・ライン・スタジオ株式会社」を設立

AOI TYO Holdings株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:中江康人、以下「AOI TYO Holdings」)、日活株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤直樹、以下「日活」)、並びに株式会社デジタル・フロンティア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:植木英則、以下「デジタル・フロンティア」)は、3社の共同出資による合弁会社「バーチャル・ライン・スタジオ株式会社」(本社:東京都調布市、代表取締役社長:田中正、以下「バーチャル・ライン・スタジオ」)を7月22日に設立したことをお知らせします。

バーチャル・ライン・スタジオは、3社の強みを生かしたバーチャルプロダクションというフレームワークを提供し、より高いクオリティの映像表現と映像制作の現場へソリューションを提供して参ります。

事業の概要

日活の所有する日活調布撮影所内に、デジタルグリーンのホリゾントとベースライトを常設した日本国内最大規模となる150坪の大型合成専用スタジオを設営します。当スタジオでは、リアルタイムに人物とCG背景・美術を合成し撮影が可能な「バーチャル撮影システム」を導入し、“新たな映像表現の創出”と“従来の撮影と実写合成の工数を圧縮し、短期間で効率的な映像制作のワークフローの実現”を目指します。

 

映像製作とスタジオ運営を強みとする日活と、CG制作においてVFX、アニメ、フルCG映像など、幅広い制作経験と高い技術力を有するデジタル・フロンティア、テレビCM制作において業界をリードするAOI TYO Holdingsの各社の強みを掛け合わせることで、バーチャルプロダクションを展開します。
 

バーチャルプロダクションは、映像表現を物理的制約から開放します。例えば、新型コロナウイルス感染症の影響で海外渡航が制限される状況においても、世界中の様々な都市や歴史的建造物などをスタジオ内にCGで再現することで、あらゆるロケーションでの撮影を可能とします。また天候や時間帯にも左右されることはなく、効率的にスケジュールを組むこともできます。それらのシチュエーションの完成イメージをリアルタイムで確認しながら撮影を行える映像技術となります。準備期間を経て、2020年秋頃サービスの開始を予定しております。

新会社概要

バーチャル・ライン・スタジオ株式会社

所 在 地 東京都調布市染地二丁目8番地12
代 表 者 田中 正(日活株式会社 執行役員 撮影所事業部門 副部門長)
資 本 金 60,000千円
出資構成 日活51%、デジタル・フロンティア30%、AOI TYO Holdings19%
設 立 日 2020年7月22日
事業内容 バーチャルスタジオの運営、バーチャルプロダクション事業など

合弁先及びグループ概要

AOI TYO Holdings株式会社

所 在 地 東京都品川区大崎1丁目5番1号
代 表 者 中江 康人
資 本 金 5,000,000
事業内容   

広告コンテンツの戦略立案・企画・制作を行う傘下子会社及びグループの経営管理等

日活株式会社

所 在 地 東京都文京区本郷三丁目28番12号
代 表 者

佐藤 直樹

資 本 金 3,534,750千円
事業内容

映像版権事業、映像製作事業、衛星放送事業、撮影所事業

株式会社デジタル・フロンティア

所 在 地 東京都渋谷区桜丘町9番8号
代 表 者 植木 英則
資 本 金 31,458千円
事業内容    

映像全般の企画及び制作、劇場用映画・TV番組の企画及び制作、オリジナル作品企画制作、

ゲーム向け映像ソフトの企画及び制作、遊技機向け映像ソフトの企画及び制作、

モーションキャプチャー事業、ハイビジョン、3D立体映像ソフトの企画及び制作、

展示映像の企画及び制作、Webコンテンツ映像の企画・制作

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